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2009年11月15日 (日)

THIS IS IT

映画『THIS IS IT』を観ました。

しかも今週2回も!

『THIS IS IT』は、マイケル・ジャクソンの最後のコンサートになるはずだった、ロンドン公演の100時間にもおよぶリハーサル映像を編集したものです。

音は別録音のものも混じっていると思いますが、本物のコンサートを見ているような臨場感がありますよ。

木の枝のように細い体で、確かに体調は万全ではなかったと思いますが、間もなく死ぬ人にはとても見えない。

若いときほど激しく動くわけではないけど、リズミカルに動く体、まるで空中に漂う音をキャッチするように発声される歌声。

ジャクソン5のマイケル坊やに宿ったプラニック エナジーは死の直前でも変わらずそこにありました。

まるで芸術の神様の光の柱がマイケルに集中的に降りていたかのような人生でしたね。

生身の体を持った身に多大な負担が掛かるのも当たり前だなぁと思いました。

薬や注射を常用していたようですが、自然療法で体を癒す時間と余裕があれば、と残念でなりません。(一説によると自然療法での治療も模索していたようですが・・・)

生前は誤解、曲解されることが多かったマイケル。

影響力が強い人であればあるほど、周囲は表に出ているほんの一部分しか見ないですよね。

私も彼の音楽は好きでしたが、正直言うと奇人変人のカテゴリーに分類していました。

整形や幼児虐待疑惑、ネバーランドや莫大な借金・・・

事実のこともあったろうし、真実は別にあったこともあるでしょう。

包み紙が派手だと、中身がどんなものかを知るのを忘れてしまうんですね。

マイケルってこんな側面があったんだ。とか、こんなことを世界に伝えたかったんだということが映画を観るとビンビン伝わってきます。

映画の中のマイケルは、オーケストラの指揮者のように音を操り、ファンが求める作品を真摯に創造しているクリエーターです。

マイケルは乙女座とのことですが、性格的には生真面目で実務型だったのでしょう。

スタッフに接する姿は本当にジェントルマンで、思いやりにあふれています。

何か要求を言うときも、「怒っているんじゃないんだ。L・O・V・E 愛から言っているんだよ」と静かに伝えます。

リクエスト通りの音を出したミュージシャンには、"God bless you!" と感謝します。

映画の中で、マイケルが腕を水平に広げ、胸を突き出しているようなポーズをしているシーンが何回かあります。

広げた腕が天使の羽みたいにスッと伸びて美しい。

これは肩甲骨の周りの筋肉が柔らかくないとできないし、ハートが開いていないとできない姿勢です。

開っきぱなしだと剥きだしの自分を外の世界に晒すことになるので、恐怖を感じる人も多いです。

ほとんどの人は社会生活を送る中で状況に応じて開いたり閉じたりしているのではないでしょうか。

ヨガのティーチャーズトレーニングで習いましたが、何かショックなことがあると、脳の視床下部からショックに対応するためのホルモンが出ます。血管や神経は収縮し、心臓はきゅっと縮こまります。

そういうときって背中をまるめてハートを守るような姿勢になりますよね。それが固まってしまうと、心は落ち込んだまま、愛を感じたり、愛を送り出すことも難しくなります。

どんなに辛いことがあってもマイケルはハート全開だったんですね。

マイケルは音楽を通して愛すること、愛されることの素晴らしさを伝えに来た天使だったのかもしれません。

THIS IS IT を観ているときはマイケル並みにハートチャクラが開くので、涙が止まらない、拍手が止まらない111分です。

"Love lies forever"

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