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2009年5月21日 (木)

恐れとの付き合い方

恐れはウィルスよりも速く伝播するようです。

先日電車に乗った後に、あ、マスク持ってきてたんだったとおもむろに装着したところ、目の前に座っていた人、その隣の人、また隣の人と、車両中をさざ波のように緊張が走りました。

午後の空いている時間だったのでたまたまマスクをしている人が少なかったせいもあります。

私の中の、かすかなインフルエンザへの恐れが、周囲の人の目の前でマスクをするという行動を通じて視覚的に表出し、周りにうつってしまったようです。

うつった人の中でその恐れは増幅され、どんどん大きくなっていくことも考えられます。

デリカシーのない行動だったなと反省しました。

恐れとは一体何でしょう。

恐怖を感じたら、それがどこから来ているのか、ちょっと立ち止まって考えてみてもいいかもしれません。

何を怖れているのか紙に書き出してみると客観的に見ることができるでしょう。

起こってもいないことを理由なく恐れている場合は、その事実に気づくだけで恐れの大きさが半分くらいに萎みます。

そのうち、自分が何を恐れる傾向があるのかが見えてくるはずです。

そうなるとボワンと広がっていた得体のしれない恐れが、ハンディーサイズに扱いやすくなっていきます。

確かな理由があって恐れている場合は、今できる最大限のことをやり、不測の事態に備えることも大事ですよね。

恐れと直感から来る警告は明確に区別しないといけないと思います。

恐れを和らげるのに役立つのは、イメージを使うことです。

恐れと対極の好ましいイメージで、恐れを置換してしまうのです。

どんなイメージでもOKだと思います。

守護と安心を連想させるイメージ。

愛を連想させるイメージ。

例えばお子さんやペットなどのイメージを選ぶ場合は、守らなければいけない対象としてイメージすると緊張を呼ぶので、一緒に遊んでいるときの和やかな雰囲気などリラックスできるイメージを思い出すと良いと思います。

私は恐怖にかられたとき大天使ミカエルのイメージを心に描きます。

ミカエルは背の高いパワフルな男性の天使で、光の剣で恐れの感情をカットしてくれるそうです。

以前、近所で大変な状況の目撃者になってしまいましたが、その目撃した瞬間の恐怖を追体験しそうになるときはミカエルのイメージを思い浮かべました。

おかげでトラウマにもならず、割とすぐにその体験をリリースすることができました。

後は瞑想することです。

瞑想では恐れなどの感情をいろいろ分類したり、枝葉をちまちまカットするのではなく、根絶やしする効果があるようです。

瞑想については私も体験を積み重ねている最中なので、あまり詳しくは書けませんが・・・

また、ヨガニードラというヨガの究極のリラックス法も役立ちそうです。

先日のリトリートで体験してきたので、また改めて書きますね。

Ca370848

Bernardino Zenale - Saint Michael the Archangel, c.1490. Florence, Galleria degli Uffizi

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