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2009年3月26日 (木)

Unconditional Love

Unconditinal Love (無条件の愛) と聞いて思い出すのは、バチカンの聖ピエトロ大聖堂にあるピエタです。

聖母マリアがキリストの亡骸をやさしく抱きかかえている姿。

その人の信念をどこまでも信じ、どんな見返りも求めずに愛を注ぐ。

愛し返されることも求めずに、その人の行く末をそっと見守る。

なかなかできるものではありませんよね。

恋愛は愛し返されないと終わってしまうでしょ。

夫婦の愛は同士愛に近いし。

親子の愛には存在するのかな。

私は親になったことがないので、愛を受け取る方が多かったかもしれません。

唯一、私が無条件の愛(に近いもの?)を注いだ人といえば、かつて勉強を教えていたある男の子です。

野球が上手くて、元気いっぱいの子でした。

最初に会ったときお勉強は今一つで、どうやって教えたらいいか頭を抱えたことを覚えています。

でも地頭はすごくいい子で、机に座って勉強する癖が付いたらグングン伸びました。

私の方の事情で、あるとき教えるのをやめなければなりませんでした。

もう手を離す時期が来ていると直感的に感じたのも理由の一つです。

子離れのような辛さを、遠くから見守ることで慰めました。

その後志望校に合格した彼は、小さい頃からの夢だった晴れ舞台にも立つことができました。

「夢は叶うんだ」と全身で主張しながら行進する彼をテレビで見たとき、マリア様の気持ちに一歩近づいたような気がしました。

私たちは創造主と同じエレメントでできているから、創造主の愛、マリア様の愛も私たちの中に眠っているはずです。

エゴや損得勘定のヴェールに邪魔されて、無条件の愛を表に出すことができないだけなのでしょう。

本当は全てのものに無条件の愛を注ぐのが理想ですが、それは聖人の域ですから。。

普通は愛を注ぐ対象がいて初めて、無条件の愛がその対象に向かって流れていくということになるでしょう。

私の中で眠っていた愛を引き出すきっかけを与えてくれた、あの男の子に感謝の気持ちで一杯です。

Unconditional Love について書いていましたが、むしろ「負うた子に教えられ」の世界ですね。

もう私のこと忘れてるかなと思ったら、大舞台の前日に報告のメールをくれ感激でした。

メールの返事に、以前一緒に聴いたQueen の We are the Championsを聴きながら応援してるよと書いたら、そのことも覚えていたみたいでうれしかった。

これからもずっと見守っていくつもりです。

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2009年3月23日 (月)

澄んだ瞳

WBC 日米対決、9対4で勝ちましたね。明日は韓国と決勝戦です。

今日はどの選手も輝いていましたが、一番印象に残ったのは、ソフトバンクの川崎宗則選手の活躍でした。

WBC通して初スタメン出場です。ベンチで大きな声を上げてチームを盛り立てている姿が印象的でした。

スタジアムにも誰よりも早く入り、練習していたといいます。

見かけによらず剛派な彼に我が家はずっと声援を送っていましたが、今日はやっとスタメン。

彼の強い思いが日本を勝利に導くのではと思っていました。

4回裏に逆転、岩村選手が三塁打を打って4対2。ここはダメ押しであと1点欲しいというときに打席に立ったムネリン。

自分自身に何かを言い聞かせるように口元が動いています。

瞳は千里も見通せるくらい澄み切っています。

このとき、彼は自分のマインドも、ボディも、スタジアム全体の気も制御しているように見えました。

これは絶対打つ。そう確信してました。

予感通り右前にタイムリーを放ち、三塁の岩村選手が戻ってきて5対2になりました。

試合後、WBCで初めてのスタメン出場の感想を聞かれてムネリンは、「ベンチですべて試合に出てました」と一言。

ぐっと来ますね。

野球がチームスポーツだということを改めて感じさせてくれました。

どんな環境でもそのとき自分ができることを精一杯している人って応援したくなります。

地道に練習を積み、ここ一番のときにあんな澄んだ目をできる人は、天も地も味方したくなるんじゃないでしょうか。

試合を見終わった後、鏡で自分の瞳をチェックしてしまいました。

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2009年3月20日 (金)

桜を咲かせるもの

あとほんの一息。

もうすぐ咲きそうです。

桜の幹に手を当てると、ドクドクという鼓動が聞こえた気がしました。

全身でピンクになるために、ありったけの力を循環させているのでしょう。

ヨガのティーチャートレーニングコースで、この世で最初に存在したのはUniversal Soulの意識であると習いました。

その意識から最初に生まれたものはエーテル。

エーテルはオゾン層よりも外側に存在するものであり、気やプラーナといた精妙なエネルギーもエーテルです。

生命に活発な息吹を注ぐのがエーテル。

エーテルは性質として音(音を出す、音を運ぶ)を持っているので、桜から発せられる「ドクドク」は、桜を咲かそうとしているエーテルの音だったのかもしれません。

エーテルは空気を生み、空気は火を、火は水を、水は土を生み出したと言われています。

(後ろに行くに従い、質量が重くなり、ギュッと固まっていきます。)

そしてこの地球上に存在するものはそれら5元素全てを内包します。

たとえ化学物質であっても、プラスチックであっても。5元素を併せ持たないものはないそうです。

桜も、人間も、同じ要素からできているなんて、不思議な感じがしませんか?

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2009年3月15日 (日)

マイクロヨガのメリット

3ヶ月ほどマイクロヨガを続けてきて感じるのはその確かな手ごたえです。

先日、マイクロヨガの精神面への働きについて書きましたが、今日は身体への働きについて。

私の理解では、マイクロヨガは自分で行う整体のような効果があります。

整体といても自分のキャパシティの範囲で行うので、人にやってもらうよりも無理なくマイルドに働きます。

少しずつの歩みなので、急激によくなることはありませんが、反作用が少ないのも安心です。

マイクロヨガでは爪先から頭まで順番に関節や体の部分を一箇所ずつほぐしていきます。

足指、足首、膝、股関節、体側、ウェスト、上半身、肩、腕、手首、首。

それぞれのポイントを回旋させたり、屈伸させたり、ギュッと集めたり、パッと開放したりして働きかけます。

その結果、それらの部位の可動域が広がります

関節がほぐれるということは、その周りの筋肉もほぐれます。

筋肉がほぐれるとその中を通る血管やリンパ腺もリラックスして、血液やリンパの流れがよくなり、体全体の循環がよくなります。

車で渋滞していたジャンクションが次々にパッと開放され、車がスムーズになるようなイメージです。

筋肉が柔らかくなるにつれ、イレギュラーな位置に追いやられていた骨があるべき位置に戻っていきます。

これを呼吸とともに行うので、細胞の中の酸素と二酸化炭素のガス交換もスムーズになり、細胞が若々しく保たれます。

マイクロヨガは関節の可動域を拡大するので、ヨガのアーサナも理想形に近い状態でできるようになりますし、アスリートやダンサーの技術向上にも適していると思います。

私が実感したのは、マイクロヨガをすると真冬でも芯からポカポカしてくることでした。

冷えて詰まっていた部分が緩み、順番にランプが付いていくような感じです。

体表の寒さは衣服で補うことができますが、芯の冷えは循環を良くしないと解消しません。

(それプラス、血液の質を良くし、流れやすくすることも大事です)

それから腰椎のずれが改善したこと。

ある日、肩立ちのポーズをしていたときに気づきました。以前よりまっすぐに立つことができるようになっていたのです。

もしかして・・・・と思っていたら、ヨガのニーマル先生から、「だいぶ治ってきていますね」と指摘されました。

先生から処方箋で出ていた肩立ちのポーズ+ポーズのホールド中にカパラバティーという腹筋を使う呼吸法、というのを半年近くしていたのですが(結構ハードです)、「良くなってきているのでカパラバティーはもうやらなくていい」と言われました。

ちょうど処方箋の効果が出始める時期だったのかもしれませんが、マイクロヨガがそのプロセスを加速したに違いありません。

継続することって確かな自信を与えてくれる。素晴らしいなと思わずうれし涙。

先生やヨガクラスの仲間たちはそんな私を暖かく見守ってくれました。

そしてフラ。新しい曲に入り、ハードなステップも増えましたが、ボリュームたっぷりで踊れるようになって来ました。

特に腰の回旋やねじりなどが以前よりは上手くなったようで、先生にも褒められました。今までダメ出しされることが多かったのでうれしかったです。

まあ、これは第一段階。これからも気長に続けていきます。

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2009年3月12日 (木)

Colors

今、惹かれる色といえばオレンジなんです。

先月は黄色だったんですが、黄色に赤を足したくなりました。004

オレンジは第二チャクラに相当し、創造性をアップさせてくれる色だと言われています。

色別に陳列しているお花屋さんがありますが、足を止める色が周期的に変わるので面白いです。

私たちが色を見るとき、そのエネルギーも一緒に吸収しているんでしょうね。

足りないものを補ったり、反対色を使うことで過剰なエネルギーを沈静化させたり。

色のエネルギーを意識して使うとセルフコンディショニングに役立ちそうです。

火曜日はネパールのカラーフェスティバルだということで、お祝いのライスプティングをいただきながらYouTubeで現地のお祭りの様子を見たんですが・・・

(ヒンドゥー教のお祭りのようなので、インドでもやっているようです)

五色の粉をお互いの顔や体ところかまわず掛け合っていて圧倒されました。

当にハレの日。

赤い人や青い人黄色い人、各色混ざって黒っぽくなってしまってる人など。

皆さん歓声を上げながら春の訪れを全身でお祝いしていました。

お祭りの特質でもあると思うんですが、この日ばかりは上下左右に無礼講だそうです。

色粉を掛け合うことで、人と人の壁を取り払い、昨日の敵は今日の友達に。

政府に対しても自由に物を言える日だそうです。

この粉は石鹸で洗っても取れにくいらしく、翌日、子供たちはうっすらと色の残った顔をして学校に行くんですって。楽しそう!

祭りの後のカラフルな色に溢れた街を歩いてみたいです。

下の写真はオレンジのラン(モカラ)を中心に作ったブーケです。

そのほか、チューリップ(オレンジプリンセス)、ラナンキュラス、ゲイラックス、ミモザ(ドライ)、グリーン(名前不明)を使いました。

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2009年3月 9日 (月)

風の朝

窓に打ちつける風の音で目が覚めた朝、何かに即されるように公園へと向かいました。

公園に着いて芝生の上を見ると、薄ピンク色のものが散らばっているのが見えます。

朝の風で落とされたのでしょう。

冬桜の花が咲いた姿のまま散らばっていました。

花を踏まないようにしゃがむと、花畑に座っているような気がします。

太陽が高く上る頃には、踏まれ、飛ばされ、消え去っていくであろう花たちです。

あなたたちの美しさは私がしっかりと見届けましたよ。

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2009年3月 4日 (水)

マイクロヨガでサレンダーする

私が受けた学校教育では、Never Surrender (降伏しない。最後まであきらめない)と教えられてきたことが多かったように思います。

決して折れない心を養うことを目的とした教育だったなというのが振り返って感じる印象です。

絶対に折れないように、折れないようにと身を硬くしているとある日突然ポキンと折れてしまうのではないでしょうか。

ゆとり教育の今はどうなんでしょう。しなやかに撓む心を養う教育が行われていると信じたいです。

今でも思い出すのが、小学校に入学してすぐ教えられた、「正しい姿勢」です。

たとえ体のあちこちに力が入って緊張していても、見かけ上背筋が伸びていればそれは正しい姿勢。

「体の余分の力を抜いて」と言った先生は一人もいませんでした。

小、中学校にかけては体の骨格が作られる大事な時期なのに、それでよかったんだろうかと疑問に思います。

今私が通っているヨガのティーチャートレーニングでは、今、座学のほかにマイクロヨガというのをやっています。

体の各部位を一箇所ずつ動かしていくストレッチのようなヨガで、主に関節に働きかけます。

蓮華座を組んで呼吸法や瞑想を長時間行えるようにするのも目的の一つです。

だけどこのマイクロヨガ、股関節が硬い人は特に最初は辛いんです。

前へ前へと頑張ってしまうと関節は曲がらないし、目的の形にいきません。

でも、諦めて力を抜くとスーッと完成形に近づくことに気づきました。

マイクロヨガは学校教育とは反対に、サレンダーすることを教えてくれます。

自分自身を大地に明け渡すこと、無理強いしないこと、体の声を聞くこと。

どれも私には新鮮な体験でした。

十分に力を抜いてポーズをホールドしていると、心がシーンと静まってきます。

(この辺のことは過去の記事(「理想の肩」にも書きました。)

あとこれはヨガ全般に通じると思いますが(流派によっては違うらしいです)、競う必要がないのも楽。

人それぞれ体のポテンシャルが違うので、隣の人と競争するのはナンセンスです。

これも学校教育や企業社会とは対極に位置しますよね。

こうやって今までの生き方と反対のことをすることによって、心身のリハビリをしているような気がします。

毎日マイペースでマイクロヨガをすることにより、関節や筋肉がだいぶほぐれてきたようです。

少しずつ、少しずつ、自ら体験し、積み重ねたことで得た手ごたえは何ものにも代えがたいです。

気持ちも穏やかになった気がします。

実は眉間に溝(皺)ができてしまって密かに気にしてたのですが、この前鏡を見たら薄くなってきました!

久しぶりに会った友達も気づいてくれたのでうれしかった。

マイクロヨガのメリットについては書き足りないのでまた改めて書きますね。

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