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2007年5月19日 (土)

ashes and snow - ノマディック美術館

「体調を崩したら心地よいことのみに専念しなさい。芸術は一番の栄養になります」と、

尊敬する師匠に勧められた、お台場のノマディック美術館。

Nomadic3_1 お台場は遠い・・・と延び延びになっていたが、友人から「美術館に行かない?」と誘いが入った。

行き先を聞く前に、そこへのお誘いだとピンと来た。

ノマディック美術館はニューヨーク、サンタモニカ、お台場と移動してきた旅する美術館だ。

152個の貨物コンテナを使用して組み立てられた倉庫のような建物。

コンテナは移動先でレンタルされ、移動先で返却される。

周囲のお花畑と観覧車のとも溶け合い、いい感じの風景になっている。

そこで開かれているのは、カナダ出身のアーチスト、グレゴリー・コルベールの ashes and snow 展

Nomadic1_1入り口でパンフレットをもらったが、中身を見ずに中に入る。

薄暗い天井の高い空間に、アジアのテキスタイルがぶら下がっている。

会場内では、インド、エジプト、ミャンマー、トンガ、スリランカ、ナミビア、ケニア、南極大陸、ボルネオ諸島で収められた人、動物、自然の写真と映像が、館内の空間と一体になって表現されていた。

写真にはタイトルや解説はなく、映像には言葉はない。

そこにいるだけでいい。という美術館は初めてだった。

感じるままに、漂うだけでいい。

鑑賞する人が自分だけのストーリーを膨らませることができるように設計されている。

木の切り株のような椅子に腰掛けて映像を観ていたら、強風でスクリーンがさざ波のように揺れた。

私の頭もそれに合わせて揺れ、一瞬深い眠りに落ちた。

そこは深い海の底。カタツムリの殻の中。お母さんの胎内?

gregory colbert  ashes and snow
ノマディック美術館 お台場
東京テレポート駅正面のお台場特設イベント会場
東京都江東区青海1丁目
2007年3月11日(日曜日)~6月24日(日曜日)
開館時間: 月曜日~木曜日 11:00~19:00、金曜日~日祝祭日 10:00~22:00

Nomadic2_1

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コメント

静かな時間を共に過ごせて良かったです
不思議な空間
時間を忘れさせてくれる空間でしたね^^

投稿: ayaya | 2007年5月19日 (土) 19時03分

ayayaちゃん、あの日は思い出深い日になりました。
誘ってくれてありがとう!
お花畑での記念撮影も楽しかったね。

投稿: Fiona | 2007年5月19日 (土) 22時13分

旅する美術館、訪れる人と共に在る美術館‥‥その日のFionaさんの心情が伝わってくるようです。人生にはほんとうにいろいろなことがあって、一難去ればまた一難と思うときもありますが、やっかいなことも無理に追い払おうとせず、”難”を傍らに置いたままで、違うことに視線を向ける、知らないうちに解決している、そんな経験の積み重ねにも意味があると思います。

投稿: corgiville! | 2007年5月24日 (木) 07時51分

corgiville!さん、ノマディック美術館では本当に空っぽになれました。難を傍らに置き、忘れることも大事ですね。来月まで開催されてますので、是非行ってみてください!

投稿: Fiona | 2007年5月25日 (金) 10時48分

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