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2007年2月 8日 (木)

カカオの季節

勉強を見ている中学生の男の子と、そこの家のおじいちゃんにバレンタインチョコを用意した。

Choco_ladybug2_1 日本のAlex&Michael というショコラティエのもので、てんとう虫とミツバチのマスコット付き。

先日ついに私の背を追い抜き、成長目覚しい教え子にはミルクチョコレートとフルーツ味のチョコレートが入っているてんとう虫の方を。

まだまだあどけないところもある彼には、ビターチョコレートは早い。

音楽鑑賞が趣味で、いつも手招きしてCDを貸してくれるおじいちゃんにはミツバチの方を。

Bee~♪ というミツバチの羽音が音楽を連想させるので。

カカオ豆について少々。

Cacao_mame カカオ(学名:Theobroma cacao)はアオギリ科の高木で、南米、アフリカ、東南アジアなどの熱帯雨林に生育している。

大きな実に、数十個の豆が入っている(上写真)。

カカオ豆を発酵させ、皮と胚芽を除いてすりつぶし固形状に固めたものがカカオマスといって、チョコレートやココアパウダーの原料になる。

カカオは紀元前2000年くらいから古代メキシコで食されており、もともとはお菓子ではなく、薬として位置づけられていた。

16世紀のアステカの皇帝はバニラやスパイスで香りづけしたカカオ飲料(チョコラトル)を不老長寿の薬として飲んでいたそうだ。

アステカ族はカカオ豆10粒とうさぎ1匹と交換していたそうなので、当時は貴重なものだったことがわかる。

アステカを滅ぼしたコルテスがカカオをスペインに持ち込み、スペイン人が初めてチョコレートに砂糖を入れた。

チョコレートを題材にした大好きな映画は、ジュリエット・ビノシュとジョニー・デップ主演の『ショコラ』。

お客さんの好みのチョコレートを言い当て、お薬のように処方する魔女っぽいショコラティエの女性と、ジプシーの男性とのラブストーリーだ。

原作はもっと魔女的で、重苦しい母娘の葛藤も描かれている物語だが、映画は爽やかに仕上がっている。

印象的だったのは、ヒロインが作るチョコレートを食べて、倦怠期の老夫婦が青春を取り戻す微笑ましいシーン。

カカオに含まれるテオブロミンという成分には自律神経を調整する作用と、穏やかな興奮作用があるのも納得だ。

ある友人は、「きれいな色の服が着たくなるよ」とこの映画を私に勧めてくれた。

シングルマザーのヒロインが恋によって身も心も開かれていく過程に、チョコレートが彩りを添えている。

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コメント

かわいいチョコですね。ミツバチのモチーフってとても惹かれる!てんとう虫は幸せの象徴でしたっけ。
白状して下さい。自分用にどのくらいチョコを購入したの~(*^_^*)

投稿: ayaya | 2007年2月 8日 (木) 18時50分

ayayaちゃん、去年カフェラルのてんとう虫のチョコを買ってなかったっけ?
あれ、かわいかったよね!
ダイアン・レイン主演の『トスカーナの休日』にもてんとう虫が幸せの象徴として出てくるよね。
ミツバチに惹かれるのは、アニメのみつばちマーヤの幼児体験かも?
自分用のチョコですか?ひとーつ、ふたーつ、みっつかな。
今日は父に送るチョコレートを選ぶのに、デパ地下でいくつか試食して来ました。
パスカル・カフェという、フランスのM.O.F.のショコラティエのカカオ70%のも、パンチがあっておいしかったです。
バレンタインは年々自分のためのお祭りになりつつあります・・・

投稿: Fiona | 2007年2月 9日 (金) 01時55分

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