« Fionaの裏窓から-5 Year Diary | トップページ | 「冬はつとめて」の旅 »

2007年1月 5日 (金)

花は野にあるように

水仙の黄色い芯から放たれる強い香りは、午後の日差しを浴びて部屋中を満たしていく。

Suisen_1

まだ空気は冷たいけど、どこかで春が生まれているんだなと頼もしく思う。

立春を過ぎ、フリージア、蝋梅、福寿草など黄色の花が増えてくる頃が1年の中で一番好き。

ちょっと中性的で春への道半ばという若々しさが感じられるから。

千利休は、「花は野にあるように」活けるべしという言葉を残している。

本来は野に咲くのが一番幸せな花を、人間の勝手で手折らせてもらっている。

一つ一つの花の命を慈しみながら活けることができたら、利休の教えに一歩近づけるのかな。

絵本作家のターシャ·テューダーはまさに、「花は野にあるように」を実践している人だ。

56歳のときにアメリカ バーモント州の山奥に一人で移り住み、自ら種や球根を植えて育てた庭に、91歳の今も住んでいる。

最新のエッセイ集『ターシャ·テューダーの言葉 特別編 生きていることを楽しんで』には、

「庭を歩き回ってちょうど咲いている花を直感的に選んで、活けています」と書いてあった。

ページをめくると、ガラスの瓶や、植木鉢などの日常使いの花器に、たった今まで庭に咲いていたように活けられている (実際にそうなんだろうけど)、写真が載っていた。

|

« Fionaの裏窓から-5 Year Diary | トップページ | 「冬はつとめて」の旅 »

コメント

立春のころが好きって、ナンだか光栄です。
なぜなら私のバースデーが立春だから^^
?ん?勘違い?(^_^;)

投稿: ayaya | 2007年1月 5日 (金) 16時16分

ayayaちゃん、立春=旧暦でいうお正月生まれだったね。
何か、No.1 みたいで、うらやましいなぁ。
私は夏至生まれです。陰陽の境目ね。

投稿: Fiona | 2007年1月 5日 (金) 22時54分

カーテン越しの穏やかな日差しに照らされたレースとお花の写真がとても優しげですね。。
太陽を背に土から芽吹く植物に心地良い風を感じながら水やりをする時、幸せを感じるのはエレメント(火地風水)の循環に溶け込んでいるのでしょうか・・・
自然の中に身を置き晩年を生きるターシャ・テューダーの言葉と感性に説得力を感じます。

投稿: Akiko | 2007年1月 7日 (日) 21時51分

Akikoさん、
エレメントの循環!人間も地球上のエレメントの一部でしかないんですよね。ガーデニングをされているAkikoさんならではの実感だと思います。
ターシャの本や、白州正子さんの本を読むと、年を重ねるのが楽しみになります。
今年はもっとキャパシティを広げて大人の女性になりたいな。

投稿: Fiona | 2007年1月 7日 (日) 22時30分

きょうは、意外なことに気づいてしまいました。FionaさんとAkikoさんと私が「ターシャ テューダー」つながりがあること。実は私も昔から彼女の絵本が大好きで、特にコーギ犬を主人公にした「コーギビルのむらまつり」はのめりこむほど大好きでした。長男が2,3歳の頃、読んであげたら、彼もこのお話が大好きで毎晩のようにせがまれたものです。私のペンネーム(ハンドルネーム)の紅木 美るはこのタイトルから付けたんですよ。残念ながら、最近の彼女の本は読んでないのですが、「コーギビル」シリーズは3冊持っています。それにしても、ターシャの生き方、あやかりたいものです。

投稿: corgiville! | 2007年1月 8日 (月) 10時27分

corgiville!さん、私も言おうお思ってたんですよ。ターシャ3姉妹ですねって。
紅木 美るさんもコーギ ビルさんなんですね。
「コーギビルの村まつり」ターシャが子供の頃によくお祭り見物に行った、コネティカット州のレディングでの思い出が描かれているそうですね。コーギビルシリーズは数冊あるようですので、合わせて今度読んでみます。
コーギ犬ってずんぐりむっくりしていてかわいい♪

投稿: Fiona | 2007年1月 8日 (月) 23時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Fionaの裏窓から-5 Year Diary | トップページ | 「冬はつとめて」の旅 »