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2006年12月13日 (水)

クリスマスアルバム

Christmas06_3ここ数年、クリスマスの時期にフォーシーズンズホテルのツリーを見に行っている。

ロビーに入った瞬間、モミの木の湿ったような香りに包まれる。

香水でいうと、モス(苔)の香りとでもいうのだろうか。

乾いた喉がしっとりと癒されるような、シックで落ち着いた雰囲気が好きだ。

今年はザクロの卓上のツリーが素敵だった。

ザクロは豊穣、多産、死と再生のシンボル。

実に種がたくさん詰まっているかららしい。

ギリシャ神話の、冥界の王ハデスに連れ去られた豊穣の女神デメテルの娘ペルセフォネのお話にもザクロが出てくる。

ペルセフォネを失った母デメテルの悲しみのため、地上では作物が育たなくなった。

Christmas06_1神の中の神のゼウスが仲介に入り、ペルセフォネは地上に帰ることになった。しかし、ペルセフォネを帰したくないハデスは、呪いのかかったザクロの実を彼女に持たせる。

食いしん坊?のペルセフォネはザクロを食べてしまったがために、1年のうち4ヶ月は冥界に戻らなくてはならなくなった。

そのためその4ヶ月間は地上では作物の育たない冬枯れの季節となったという。

でも冬の間、土の中では春を待つ種がすくすくと育ち、木々は芽吹くときをひっそりと待っている。

死と再生、命から命のバトンのようなものをザクロには感じる。

また、ザクロには植物性エストロゲンが含まれているので、女性にはありがたいフルーツだ。

偶然、ツリーの向こうに結婚式を挙げたばかりのカップルが写り、何だかおめでたい写真になった。

ロビーにある、クリスマスの街をイメージしたジオラマもかわいい。Christmas06_7_3

教会、家々、木、トナカイの橇など、ちっちゃいけど一つの宇宙になっている。

手前のボケているものは、すごいスピードで電車を走らせているテディベア。

フォーシーズンズの外のツリーの後ろに見えるのは、私の思い出の教会、東京カテドラル聖マリア大聖堂Christmas06_2_1

都庁を設計した、故・丹下健三氏による建物が有名。

天井が高い聖堂の中に響き渡るパイプオルガンは、日本で一番大きいそうだ。

人差し指で天を指しているような塔が印象的で、母校のキャンパスからいつも見上げていた。

12月24日と25日にはクリスマスのミサがある。

教会の外の駐車場の奥に、ルルドの泉のマリア像があるので、ミサに行ったら足を運んでみて。

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