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2006年5月19日 (金)

いつ汽車が来るか?

出生占星図を見ていると、ブレークする時期は人それぞれだなぁと思う。

早咲き、遅咲き、中間咲き

Rose_black

(私はぜったい遅咲き)

先日、就職したばかりの19歳女性の出生占星図を見せていただいた。

10代、20代半ばまでは模索の日々。

何に向いているかははっきりしているんだけど、状況が邪魔をして思うに任せない。

ところが26歳前後に、彼女を教え導く人との出会いがあり、職業的な方向性が固まるような暗示がある。

もちろんそれまでに、一見、非生産的な時間を過ごさないといけないかもしれない。

「私は何でこんなことしてるんだろう」、「何をしたらいいかわからない」、「社会に居場所がない!」 etc...

鍵束から一本一本鍵を出して、鍵穴に差し込むような気が遠くなる作業。

でもそこであきらめず、腐らず、どんな経験も肌で感じて、咀嚼して、蓄積していけば、あるポイントで特別列車が到着し、全く違う風景の中にヒュンと連れて行ってくれるかもしれない。

Eveningsky_1 そういうとき歩んできた道のりを振り返ると、

何一つ無駄なものはなかった

と言えるはず。

今は無駄に思えるツライ経験も、消しゴムで消したくなるような恥ずかしい経験も、網目のように関連し合って、「未来」を作っている。

私も20代の模索 (今もか?) の結果、占いの世界に足を踏み入れた。

サターンリターンを迎えた29歳頃まで、何をして生きていけばいいかわからなかったし、何がしたいかさえ曖昧な時期もあった。

大企業で自分のキャパシティを超えた仕事に携わり、ストレス性の頭痛に悩まされたのがきっかけで、アロマテラピーやハーブ勉強をし、その中で占星術 (古代の智恵という点では関連してるんです) やタロットの道が開けた。

きっとこれからもその繰り返し。

Try and Error & Plan, Do, See....

ヴィム・ヴェンダース監督のキューバ音楽ドキュメンタリー映画『ブエナ・ビスタ・ソシアルクラブ』に出ていた、ミュージシャンのコンパイ・セグンドさん。

1907年生まれだから、映画に出たときは93歳?

驚異的でしょ?

しかも80歳くらいまではほとんど無名なミュージシャンだった。

彼がインタビューで言ってたことで印象に残っていたのは、

いつ汽車が来るかは人それぞれ。自分の場合はそれが80歳だった」という言葉。

同じ駅でずっと演奏を続けていたから汽車に乗れたって。

地球の裏側からやって来た、93歳の彼のコンサート聴きに行きましたよ。

多分もう聴けないと思ったから。(確かコンサート後ほどなく亡くなりました。)

ときどき椅子に座りながらだったけど、しっかりした演奏を聴かせてくれた。

私の宝物の思い出です。

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コメント

そうなんだよね~辛いことでも無駄に思えることでも、実は無駄じゃないんだって私も最近気付いた気がするよ。。
実は最近やりたいことがまた1つ見つかって(今度話すね・・でも超おカタイです。。)
今さらこの歳でって思ったけど、何事も遅いなんてことないんだよね。何を始めるにしても根底にあるのは今までの積み重ねだし。

投稿: Yuki | 2006年5月19日 (金) 21時44分

「鍵束から一本一本鍵を出して、鍵穴に差し込むような気が遠くなる作業」。Fiona嬢は比喩がうまいよねー、思わず唸ってしまいます。
私のとこに汽車が止まるのは一体いつだろう。何本か待ってる線があるんだけど(笑)。 80歳?じゃちょいと気が遠くなるけれど、待つ間の過ごし方が最も大切っていうのには同感。今はまだ「無駄なことは無かった」と言い切れるほど質の高い時間を重ねてはいないけどね。
しっかし19歳だなんて、希望で満ち満ち!って感じでうらやましいねえ。

投稿: tomo | 2006年5月19日 (金) 23時43分

Yukiちゃん、始めるのに遅いことってないよね。
定年後にマジシャンに弟子入りして今や東京都公認のヘブンアーチストになってるおじいちゃんの話を聞いたよ(@_@)
やりたいことって何かな?今度教えてね!

tomoちゃん、比喩誉めてくれてサンキュー(^O^)
20代はまさしくそういう状態だったので、自然に浮かんだ言葉でした。最近周りに20代の女の子が多いんだけど、みんなしっかりしてるのよね~
仕事で苦労してる子もいるので、この記事は彼女たちへの応援歌でもあります。

投稿: Fiona | 2006年5月20日 (土) 10時57分

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