« 徒然なるままに-ブログの効用 | トップページ | キイトスカフェにて本に埋もれる »

2006年2月 7日 (火)

Amazing Song!

Amazing Grace! How sweet the sound... ♪

今日のヴォイストレーニングのレッスンで、T先生が新しい曲をくれた。Chiara_1

あまりにも有名な Amazing Grace

賛美歌やゴスペルの定番だから耳にしたことがある人も多いはず。最近では故・本田美奈子さんの美声が多くの人の胸を打った。

レッスンを始めて最初に歌った、映画 歓びを歌にのせて の主題歌が「自我の目覚め」だとすると、このAmazing Grace は全てと溶け合う「歓喜」のように私には感じられた。

何ともいいようのない心地よさが胸に広がり、高音を出すたびに眉間が震える。信仰は持たない私だけど、この場に導いてくれた何かの存在(何かいる?まさかね?) とこの曲に引き会わせてくださった先生へのありがたい思いに涙(TдT)。

"How sweet the sound" のSWEET が深くってとっても好きという先生も少し涙ぐんでらした。

この曲は子宮で歌える女性にこそ歌ってほしいとのこと。

命をはぐくみ、毎月体内で小さな生と死を繰り返している女性だから、この海よりも深い愛を表現できるのかな?

Amazing Grace はもともと作者は不詳なんだけど、作曲者は John Newton というイギリス人。黒人霊歌じゃなかったんですね。Johnさんは奴隷貿易の船長をした後、船の嵐で奇跡的に助かった経験から、聖職者になったと伝えられている。

that saved a wretch like me (私のような浅ましい者も救ってくださる) というフレーズから彼の贖罪と、信仰への熱い高揚感が感じられる。くわしくはこちらへ

親鸞の歎異抄に「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」というフレーズがあるけど、それと通じるところがあるかもしれない。高校のときにこれを習ったときは、「善人さえ往生するんだから、悪人だって当然往生だよね~」という親鸞の思想に異議を唱えたものだった。

善も悪もすべて取り込む壮大な愛。Amazing Grace! (何という素晴らしい恵み!)

どこかにそれがあるんだろう。もしかしたら私たち一人ひとりの魂の中に?

この歌を歌うことでほんの一瞬それにアクセスできた気がした。

P.S. 写真はイタリア・アッシジの聖ダミアン教会のステンドグラス。聖フランチェスコの女弟子、キアラが Sister Moon とともに描かれています。彼女は信仰に生涯を捧げた人。

Amazing Grace の中にいるような恍惚の表情をしていますね。

|

« 徒然なるままに-ブログの効用 | トップページ | キイトスカフェにて本に埋もれる »

コメント

Amazing Grace、私も好き。白い巨塔のエンディングに使われてて、確かNZ出身の女性が歌っていたかしら。

親鸞の言葉も深いね。善も悪も全て取り込む深い愛は仏教ならではの思想と聞いたことがあります。キリスト教、ユダヤ教、イスラム教は他の宗教を認めないし、善と悪をはっきりわける。神と契約した者、その存在に気づき忠誠を誓う者しか救われない。

特に信仰しているわけじゃないけれど、最初異端に思われた遠藤周作氏のような全てを包み込むキリスト教観や仏教が広まれば、世界の争いも少し減るような気がします。そういう世界になるといいなぁ・・。

投稿: ゆきぱく | 2006年2月 7日 (火) 12時38分

ブログ拝見しました!!
いろいろなことを感じて、ご自分の中に落として噛み砕いて・・・表現してくださっているのがとってもうれしかったです。
歌の起源は鳴き声であったという説があります。人間がもっと動物として本能を大事に生きていた頃歌は言葉より先にあったのではないかということです。
感じたことが音になり、今ではそれがメロディーになり・・言葉が生まれ歌詞になり・・・今もこうして何百年も前の人と時空を越えてつながることができる。これが音楽のすばらしさですね。
次回もレッスン頑張りましょう!!お待ちしております。
       T

投稿: 出会いに感謝☆ | 2006年2月 7日 (火) 18時15分

ゆきぱくちゃん。世界三大宗教も最初は異端だったのよね。結局はどの宗教も同じことを説いていても、権力者の支配構図に組み込まれると、人々を抑圧する道具になってしまう。そうすると同じ宗教の中でさえ教義の差異に目が向き、違う宗教間にいたっては宗教戦争につながっていく・・・むなしいっす。
John Lennon が Imagine の中で歌ったように、地球上の全ての人が平和を "Imagine" すれば一瞬のうちに戦争は終わるのに・・・
I may be a dreamer, but I hope someday you'll join us だね。
遠藤周作の本は中学時代に数冊読みました。『沈黙』キリシタン弾圧の話でしたね。

T先生!早速書き込みありがとうございます。歌は鳴き声だったんですか。原始の人は山の中で獣の鳴き声を真似て身を守ったりしたんでしょうか。
先生のおかげで辛かった腰の痛みも改善してきました。おなかの贅肉も少し減ったかな?
声を出すことで心も豊かになった気がします。先生にはテクニックだけではなく音楽のスピリットを教わっています。
先生との出会いは私にとってギフトそのものです。ありがとうございます♪

投稿: Fiona | 2006年2月 7日 (火) 22時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 徒然なるままに-ブログの効用 | トップページ | キイトスカフェにて本に埋もれる »