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2006年1月17日 (火)

歓びを歌にのせて その1

腰痛のリハビリのために始めたヴォイストレーニング。

きっかけはこの映画! 歓びを歌にのせて

都内では渋谷のBunkamura で上映中です。特に音楽好きな人には超オススメ。

最初に観たのは昨年12月の試写会。会社の同僚のRyoちゃんが、ランチで行きつけのお店の店長さんから試写会チケットをゲットしてきてくれました。

映画の主題歌をカバーした世理奈さんと、子供聖歌隊のクリスマスコンサート付き!

なーんか、カメラマンが多いなあ思ったら、あのブログの女王 眞鍋かをりちゃんがサンタクロースのコスプレで飛び入り!

彼女、痩せてかわいくなったよね。赤いミニスカートから細っこい白ブーツの長い足がニョキ!(相変わらず腕は太かったが。はい、人のこと言えませんΣ(゚ー^;*))

さすが横国出身。頭の回転も速くて、コメントも当意即妙でした。

今思うと、この試写会が私のプチ転機になったようです。観終った後、「歌いたい!」っていう魂の叫びがこみ上げてきたし、ブログの女王に刺激されて、ココログでブログ始めたし。

さて、映画について。スウェーデン映画でアカデミー賞外国語映画部門にもノミネートされてます。

持病の悪化で図らずも引退した天才指揮者が、故郷の小さな村の聖歌隊を指揮するというストーリー。

総括するなら、「個の再生と強烈な自己肯定」がテーマでしょうか。でも、昔流行った視野の狭いミーイズムじゃないの。個と個が融合したハーモニーの素晴らしさに感動した。

舞台は教会を中心とした狭い共同体だから、宗教的な因習もあるし、タブーもある。夫に抑圧された妻もいるし、小さい頃のイジメの構図を大人になっても引きずっている人間関係もある。自分の気持ちに正直に人を愛していると、性に奔放な女と非難されたり。

共同体の境界を越えてやってきた指揮者は、「一人ひとりが音色、トーンを持っている」ことをなかばアジテートするように生徒たちに説いていく。音楽はすでにそこにある、あとはつかむだけだ!と。各人の音色が織り上げる美しいハーモニーの中で、生きることをもういちど自分の手につかみなおしていくメンバー。でも急激な変化は周囲に波紋を呼び・・・・

また、歌がいいんです! 夫からのDVに苦しんでいた女性が初めてのコンサートで「私の人生は私のもの」と高らかに歌い上げる主題歌。この歌を今、ヴォイストレーニングで練習中です。

スウェーデンの人っていろんな顔してるのね。オリビアニュートンジョンみたいな人(上の写真)や、海賊のビッケ(知ってる?)みたいな人も出てくる。スウェーデンに住んでたTちゃんも言ってたけど、スウェーデン語って北の言葉の割りに耳にやさしいんです。

あらかじめお断りしておきますが、「痛いシーン」がけっこう出てきます。ただの感動ものでは終わらないリアリズム。北欧ならではかな?

試写会終わって場内拍手が起こったのは初体験! また、涙が鎖骨に溜まったの映画は久しぶり。アイスランドの歌手のビョーク主演の「ダンサーインザダーク」と「千と千尋の神隠し」以来です♪

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コメント

劇中、ガブリエラが独唱する歌(スウェーデン語はわからないので訳詞を読んだ感想ですが)、何かこう象徴的で味わい深かった。
♪私の人生は私のもの
至極当たり前のことを云っているといえばそうなんですけれど、「私は自分の人生を生きた」とあんなふうに堂々と謳い上げることができるだろうか?
…などと感じ入ってしまいました。
2005年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品には、もう1本歌う楽しみを描いた映画がありますね。『コーラス』(仏)
受賞作『海を飛ぶ夢』(スペイン)は圧巻でした。
私の昨年度ベスト1です。
http://umi.eigafan.com/

投稿: Natasha | 2006年1月20日 (金) 00時17分

Natashaさま
歓びを歌に・・2回目は一緒に観ていただきましたよね!
「海を飛ぶ夢」私も観ました!
生きることの尊厳とは何か考えさせられました。主人公の男性の兄嫁とか周りの脇役陣も光ってた。

投稿: Fiona | 2006年1月20日 (金) 01時05分

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